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WRAPUP1: 中国、今週末に利上げを行う可能性=中国証券報
2010年12月7日 / 07:32 / 7年後

WRAPUP1: 中国、今週末に利上げを行う可能性=中国証券報

 

 *中国証券報、人民銀行が今週末、利上げを行う可能性があると報道。

 

 *ホットマネー流入への懸念で、大幅な利上げは見送られる可能性。

 

 *中国社会科学院、インフレは制御可能と指摘。

 

 [北京 7日 ロイター] 中国証券報は7日、人民銀行が今週末、利上げを行う可能性があると報じた。

 同紙は、消費者物価指数(CPI)をはじめ、13日に発表が予定されている11月の主要経済指標はインフレ圧力の高まりを示す可能性が高いとし、今週末は利上げに適したタイミングだと指摘。「中国人民銀行(中央銀行)がCPI発表直前に金利を引き上げた過去の例を踏まえると、今週末は政策変更の好機となる可能性がある」と伝えた。

 また、利上げは中国の新たな金融政策スタンスの一部を形成するとした。

 中国共産党中央政治局常務委員会は前週、「適度に緩和的」な金融政策を「穏健」なスタンスに変更することを決定した。

  

 この報道を受け、朝方のアジア株市場は上値の重い展開となった。ただ、上海株式市場はその後下げ渋り、上昇に転じた。

 ロイター調査によると、11月のCPIは前年比4.7%上昇と、2年3カ月ぶりの高い伸びとなる見通し。10月は4.4%上昇だった。 

 

 <大手行はすでに対応>

 

 中国の銀行間市場の関係者によると、大手銀行はすでに、預金準備率の50ベーシスポイント(bp)引き上げに対応できるだけの資金を確保している。

 ただ、人民銀行がホットマネーの流入拡大を警戒して、大幅な利上げに躊躇する可能性もある。

 政府系の市場監視機関のエコノミスト、Chen Kexin氏は「中国が継続的に利上げを実施するとは思えない。そうすれば、確実にホットマネーが流入するだろう」と述べた。

  

 <インフレは制御可能との見方も> 

 

 政府系シンクタンクの中国社会科学院(CASS)は7日、年次報告書の中で、来年のインフレ率は引き続き中程度となると予測。CPI上昇率は3.3%となり、今年の推定CPI上昇率3.2%からやや加速する程度とみている。

 ただ、国家発展改革委員会系の調査機関のZhang Hanya研究員は「来年のCPI上昇率を6%以下に抑えられれば、御の字だろう」と指摘している。

 中国証券報は、政策の予想では実績がある。11月17日には2日後に利上げがあると予想。利上げはなかったものの、人民銀行は2日後の19日に預金準備率を引き上げた。

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