April 12, 2011 / 10:13 AM / 8 years ago

UPDATE1: シドニー外為・債券市場=対円・米ドルで豪ドル下落、利食い売り

 [シドニー/ウェリントン 12日 ロイター] シドニー外国為替市場の豪ドル相場は、最近の一方的な上昇を受けた利食い売りが出る中、米ドルや円に対して下落した。

 対円AUDJPY=Rでは2円超値下がりし、1豪ドル=86円89銭の安値を付けた。11日に付けた2年半ぶり高値の90円04銭から大幅に反落したことになる。終盤は87円50銭近辺。

 

 市場では幅広く、キャリートレードを縮小する動きがみられた。これまではキャリートレードが盛んで、豪ドルは1カ月足らずで20%も急伸していた。

 アラブ・バンク・オーストラリアのトレーダー、デービッド・スカット氏は「豪ドルの下落余地はまだある。なぜなら豪ドルの対円相場が3週間で1豪ドル=75円から、同90円に上がるなど、これまで急激に上昇してきたからだ。これは過度の値動きだった」と指摘。もし豪ドルが86円70銭を割り込めば、それは86円、または原発危機が悪化した場合に84円近辺にまで下げる可能性を示唆するという。

 日銀の超緩和的な金融政策スタンスはこれまで、円を借りて、豪ドルなど高利回り資産に投資する動きを促進していた。しかし円相場が上昇していることで、豪ドルは対米ドルでも圧迫されることになる。

 

 対米ドル相場AUD=D4は1豪ドル=1.0425米ドル近辺と、ニューヨーク市場での1.0490米ドルから下げている。一時は先週8日につけた約29年ぶり高値の1.0585米ドルを2セント近く下回る、1.0390米ドルの安値を付けた。

 トレーダーらは、現在は市場が豪ドルのロングポジションに非常に偏っており、最近の豪ドルの大幅な上昇をこなすためには、調整局面がいくらか必要だと述べた。現在、下値支持線は1.0350米ドルに、上値抵抗線は1.0471米ドルにあるとみられている。

 

 豪債券先物相場は上昇し、3年債先物YTTc1は0.04ポイント高の94.800、10年債先物YTCc1は0.045ポイント高の94.450。

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