June 6, 2011 / 1:54 AM / 7 years ago

欧州の大腸菌食中毒感染源はモヤシの可能性、生産農場を特定=ドイツ当局

 [ハンブルク 5日 ロイター] ドイツのニーダーザクセン州当局者は5日、同国北部を中心に感染被害が拡大している病原性大腸菌について、感染源がドイツ産のモヤシである可能性を指摘した。大腸菌感染による死者はスウェーデン人1人を含む22人に増加し、体調不良を訴える人は2200人以上に達した。

 ニーダーザクセン州のリンデマン農業担当相は記者会見で、詳しい調査の結果、同州の農場で生産されたモヤシが感染源である可能性が高いと発表。現地報道によると、この農場は、ハンブルクの南方70キロのBienenbuettelの近くにある。

 同農場で収穫された野菜は、ハンブルク、シュレスウィヒ・ホルシュタイン、ニーダーザクセンなど北部5州のレストランや食品加工施設に出荷されたという。

 リンデマン農業担当相はこの農場を閉鎖したとし、これまでに出荷した野菜を回収したことを明らかにした。6日にもさらに詳しい検査を行う予定。

 一方、ドイツ当局は、この農場で生産されたモヤシのほかにも感染源がある可能性を指摘している。

 当局はこれまでに、感染を防ぐためトマト、キュウリ、レタスを食べないよう呼び掛けていた。当初はスペイン産キュウリが感染源との情報もあり、スペインの農家は風評被害によって1週間当たりの売り上げが2億ユーロ(約235億円)減少したとしている。また、これにより7万人が失業に直面する可能性もあるという。

 大腸菌の感染は計12カ国に拡大し、ドイツ国外の患者はいずれも最近ドイツ北部に旅行している。患者の大半は腸管出血性大腸菌(STEC)によって、腎臓機能が低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)が引き起こされているとみられる。

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