May 11, 2018 / 4:27 AM / 4 months ago

米アイダホ州、43年ぶりにグリズリーの狩猟解禁へ

[10日 ロイター] - 米アイダホ州が10日、43年ぶりにイエローストーン国立公園周辺でハイイログマ(グリズリー)の狩猟を解禁すると発表し、野生動物保護の活動家から訴えられる事態となった。

 5月10日、米アイダホ州が43年ぶりにイエローストーン国立公園周辺でハイイログマ(グリズリー)の狩猟を解禁すると発表し、野生動物保護の活動家から訴えられる事態となった。2014年5月撮影(2018年 ロイター/Jim Urquhart)

米国内の野生動物管理者は昨年6月、同国立公園のまたがるアイダホなど3州の一部で約700頭のグリズリーが生息しており、絶滅の危険性はなくなったとの見方を提示。絶滅危惧種のリストからグリズリーを外した。これにより、娯楽の一環で野生動物を狩る「トロフィー・ハンティング」が公園外で行われる可能性が出ている。

アイダホ州は9月1日―11月15日、東部で狩猟を認める計画。参加希望者から無作為に抽出したハンターに、オスのグリズリー1頭を割り当てるという。

これに対し自然保護活動家らは、解禁は早すぎると主張。米生物多様性センターなどの団体が法的措置に出た。同センターのアンドレア・サンタルシエラ弁護士は「グリズリーを殺し、首を壁に飾ったり、ラグとして床に敷きたいというトロフィーハンターの願いを、アイダホ州が認めたことに失望した」と述べた。

一方、同州当局の広報担当者は声明で、イエローストーン周辺のグリズリーの個体数は何年もの間回復しているとし、狩猟は保護戦略の一環だと主張した。

米国本土のグリズリーは銃、毒物、わななどにより殺された結果として700頭まで減少、1975年に絶滅危惧種保護法の保護対象となった。現在は約1800頭まで回復しているという。

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