July 30, 2015 / 6:32 AM / 4 years ago

出光、昭シェル株3割を英蘭シェルから取得 統合協議が加速

 7月30日、関係筋によると出光興産は、英蘭シェルが保有する昭和シェル石油株式35%のうち約33%を取得し、筆頭株主となる。チューリッヒで4月撮影(2015年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[東京 30日 ロイター] - 出光興産は30日、昭和シェル石油の発行済み株式の35%を保有する英蘭大手石油ロイヤル・ダッチ・シェル RDSa.L から33.3%(議決権ベース)の株式を、総額1690億円で取得する契約を締結したと発表した。

出光は昭和シェルの筆頭株主となり、両社は経営統合に向けた協議を加速させるとしている。

出光の昭和シェル株の取得価格は1株当たり1350円で、同日の同社株の終値(1170円)を15%上回っている。出光の発表によると、2016年上期の株式譲渡を予定している。

出光と昭和シェルはそれぞれの発表資料で、「昭和シェルとの経営統合に向けた協議を加速する」(出光)、「出光興産との間で経営統合を行うことを基本方針として、協議を本格化させる」(昭和シェル)と、統合を目指す意向を表明した。

両社の直近の業績を単純合計すると、売上高は約7兆6200億円。統合が実現すれば、売り上げ規模で国内最大手の石油グループのJXホールディングス(約10兆8800億円、非鉄金属業含む)に近づく。

国内石油市場は少子高齢化や自動車の燃費向上などにより需要減少が続くことが確実視されており、従来から業界再編は必至とみられていた。

出光・昭和シェルが統合した場合、石油精製・販売を手掛ける国内大手石油グループは、JX、出光・昭和シェル、コスモ石油、東燃ゼネラルの4社に集約される。

30日に記者会見した出光の月岡隆社長は、「出光と昭和シェルが統合すれば大手4社体制になるが、それが最終形とは考えづらく、さらなる再編もありうる」と述べた。

*詳細を追加します。

浜田健太郎、月森修 編集:田中志保

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