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世界の電力需要が増加、化石燃料発電の拡大必要に=IEA

[フランクフルト 15日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は15日、世界の電力需要が、再生エネルギーの発電能力よりも早いペースで増加しており、化石燃料による発電を増やす必要があるとの報告書をまとめた。

2020年の電力消費は、新型コロナウイルスの流行で世界的に企業活動が減ったため、約1%減少したが、その後の景気回復を背景に2021年は約5%増、2022年は4%増となる見通し。

増加分の半分近くは、石炭など化石燃料による発電で補う必要があり、2022年の二酸化炭素(CO2)排出量は記録的な高水準に達する可能性がある。

特に中国やインドなど、アジア太平洋地域で旺盛な需要が予想されるという。

再生可能エネルギーの発電容量は、CO2排出削減の一環で、急ピッチで増えているものの、需要全体の増加ペースに追いつくためには、さらに速いペースで発電容量を増やす必要があるとしている。

水力、風力、太陽光発電など再生可能エネルギーの発電容量は2021年に8%、2022年に6%以上増加する見通し。原子力発電は2021年に1%、2022年に2%増加すると予想されている。

石炭・ガスの燃焼に伴うCO2排出量は2021年に3.5%、2022年に2.5%増加する見通し。

先進国の電力の卸売価格は2021年上半期に前年比54%上昇。2020年通年の平均価格は前年比で約25%減少した。

2021年は、極端な寒波や熱波、干ばつを背景に、電力の供給に混乱が生じている。2月には米テキサス州で電力危機が発生した。

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