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原油市場なお供給過多、ワクチン普及で需要回復へ=IEA

国際エネルギー機関(IEA)は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑える封鎖措置や変異株の感染拡大が長引く中で、世界の原油供給が依然として需要を上回っているとの見解を示した。テキサス州ラビング郡で2019年11月撮影(2021年 ロイター/ANGUS MORDANT)

[ロンドン 11日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑える封鎖措置や変異株の感染拡大が長引く中で、世界の原油供給が依然として需要を上回っているとの見解を示した。ただ、今後はコロナワクチンを追い風に需要が回復し、増産が可能になると見通した。

IEAは「需要が力強く増えるとみられる中、OPEC(石油輸出国機構)以外の産油国の生産が控えめな伸びのため、年後半には在庫が急速に減ると予想する」と述べた。「(OPEC加盟国と非加盟国で構成する)OPECプラスは減産緩和を始められる」とした。

2021年の需要の伸びは大方安定との見方を示した。需要は今年第1・四半期に昨年第4・四半期の低迷から落ち込むが、近いうちに回復すると指摘。「経済と原油需要の見通しは、ワクチン接種の進展と主要国の渡航規制の緩和動向に大きく左右される」とした。

短期的には需要が低迷する見込みであることから、OPECプラスは3月末まで減産規模を維持する計画で在庫は減っている。

IEAによると、経済協力開発機構(OECD)の原油在庫は20年12月に5カ月連続で減少。世界の原油在庫は20年第4・四半期に日量224万バレル減と、第3・四半期の156万バレル減から減少幅が拡大したと試算した。

原油市場が均衡を取り戻そうとしている中、米国やカナダなどのOPECプラス以外の産油国は慎重に供給を増やしていると指摘。「ただOPECプラスが今年下半期に同じく供給を増やす可能性をくじいてはならない」とも述べた。

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