March 9, 2020 / 12:33 PM / a month ago

世界原油需要、今年は09年以来初の減少 新型肺炎で活動停滞=IEA

* tmsnrt.rs/2VYIoJl tmsnrt.rs/38txjTq

[ロンドン 9日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は9日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界的な経済活動の停滞で、今年の世界原油需要は2009年以来初めて減少に転じるとの見方を示した。

サウジアラビアが原油の公式販売価格(OSP)を引き下げ、大幅増産の計画を打ち出したことを受けて、値下げ競争が始まるとの見方が浮上。北海ブレント先物は9日の取引で約30%急落している。

IEAは中期見通しで、今年の原油需要は日量9990万バレルになるとし、従来予想から日量100万バレル下方修正。前年から日量9万バレル減少するとの予想を示した。

その上で、各国政府が新型ウイルスの封じ込めに失敗した場合、原油消費は最大で日量73万バレル減少するとの見方を示した。

IEAのビロル事務局長は、「不確実性が高まり、世界経済のぜい弱性が増大している時に、原油市場でロシアン・ルーレット的な行動を取れば重大な結果につながる」と述べ、産油国に対し新型ウイルスの感染拡大に起因する危機に「責任を持って対応」するよう呼び掛けた。

ただIEAは原油消費は21年は日量210万バレル増加し、力強く回復すると予想。その後は25年まで変動はプラスマイナス日量80万バレルの範囲にとどまるとの見方を示した。

IEAは原油需要は大きく変動するとの見方を示したものの、原油供給の見通しはおおむね維持。世界の産油能力の伸びは25年まで日量590万バレルと、需要を若干上回る水準で推移するとの見方を示した。

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