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訂正原油価格の22年平均想定、1バレル79.40ドルに引き上げ=IEA月報

国際エネルギー機関(IEA)は16日発表した月報で、石油価格の上昇が鈍化する可能性があるとの見方を示した。価格上昇を受けて米国をはじめ各地で生産が増加していると指摘した。米オクラホマ州の掘削設備、2015年撮影。(2021年 ロイター/Nick Oxford)

(英文の修正により、本文3段落目の「想定価格を公表することはまれ」との文言を「想定価格を常に公表しているわけではない」に修正します。)

[ロンドン 16日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は16日に発表した月報で、北海ブレント原油の2022年の平均想定価格を1バレル=79.40ドルに引き上げた。ただ、石油価格が先月3年ぶりの高値を付けたことを受け産油量が世界的に増加し、石油価格の上昇が鈍化する可能性があるとの見方を示した。

21年の平均価格は1バレル=71.50ドルと想定。先月の月報での平均想定価格は22年が76.80ドル、21年が70.40ドルだった。

IEAによると、月報では想定価格を常に公表しているわけではない(訂正)が、「われわれの見通しを理解する上で有用とみられる場合には想定価格を公表している」とした。

IEAは「世界の石油市場はあらゆる面で逼迫しているが、供給が増えているため価格上昇は近く一服する可能性がある」と予想。米企業は投資規律を厳格に運用しようとしてるが、現在の価格水準は生産を増やす強い動機となり、供給増の大半は米国からもたらされるとした。

米国の生産が新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)前の水準に戻るのは来年末になるが、22年には石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」以外からの供給増の60%を占めるとした。

「堅調なガソリン消費と多くの国での国境再開に伴う海外旅行の増加により世界の石油需要は強まっている」と指摘。ただ、欧州での新型コロナ感染の拡大、産業活動の低下、原油価格の上昇が需要を減少させる可能性があるとした。

石油需要の伸びについては21年で日量550万バレル、22年で340万バレルとの見通しを維持した。

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