[21日 ロイター] - 「ホリデイ・イン」を傘下に持つホテル大手IHGが21日発表した2022年通期決算は、売上高が18億4000万ドルとなり、市場予想の18億9000万ドルを下回った。中国の新型コロナウイルス感染防止のための規制が影響した。
営業利益は前年比55%増の8億2800万ドルで、市場予想の8億3100万ドルに届かなかった。
IHGは7億5000万ドルの追加の自社株買い戻しを発表した。同社は1月に5億ドル相当の自社株買い戻しを完了した。
通期配当は前年比10%増の1株当たり0.945ドルとした。
大中華圏における通期の販売可能客室1室当たりの売上高(RevPAR)は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前と比べ38%減少。ただ中国では1月の春節(旧正月)に需要が急速に回復した。
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