December 28, 2017 / 12:46 AM / a year ago

鉱工業生産11月一段と高水準、経産省は判断を22年ぶり最高ランクに

 12月28日、経済産業省が発表した11月鉱工業生産指数速報は前月比0.6%上昇した。2016年1月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 28日 ロイター] - 経済産業省が28日発表した11月鉱工業生産指数速報は前月比0.6%上昇、指数水準は103.6と、今年に入り4ポイント近く上昇、急速な回復をみせている。経済産業省は基調判断を1995年12月以来の「持ち直している」に上方修正、22年ぶりに最も強めの判断に引き上げた。半導体関連の品目がけん引役となっている。12月の生産計画も強め予想で、7四半期連続増産が視野に入ってきた。

生産指数の103超えは今年に入り4回目、10月、11月と2カ月連続となった。11月はリーマンショック前の水準に近づく高水準だ。

上昇に寄与したのは半導体製造装置、建設機械、メモリやCCDといった半導体集積回路など。スマートフォン部品やタブレット向け液晶関連の製品が、台湾・米国への輸出で増産された。

他方、検査不正問題で一部メーカーの生産が停滞気味の輸送用機械は、同0.3%と小幅ながら2カ月連続の上昇、自動車部品や普通乗用車が伸びた一方で、小型乗用車は伸び悩んだ。

今年に入り生産は一進一退を繰り返しつつも堅調に増産傾向を維持しており、10、11月に続き12月の予測指数も前月比3.4%上昇と非常に高い伸びが計画されている。下振れがあったとしても、10─12月期は7四半期連続の増産となる公算だ。予測値を前提にすると、農林中金総合研究所では前期比2.0%と高めの伸びになると試算している。

出荷も、9月、10月と弱含んで需要動向に不安があったが、11月は同2.4%上昇、しっかりとした動きとなった。

もっとも、来年1月の生産計画は前月比4.5%低下と弱め予想となっている。輸送用機械が12月に5.4%増の増産計画を立てる一方で、1月はそれ以上の16%程度の大幅減産を予定しているこが影響しているとみられる。

*内容を追加しました。

中川泉 編集:田中志保

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