[13日 ロイター] - 米著名投資家のカール・アイカーン氏は13日、遺伝子解析装置を手掛ける米イルミナの取締役選任を巡り委任状争奪戦(プロキシ―・ファイト)を実施すると発表した。がん診断技術会社グレイル買収により、株主は約500億ドルの損害を受けたと主張した。
発表を受け、イルミナ株価は13日午前の取引で18%高の228.97ドル。
アイカーン氏は株主宛ての書簡で、イルミナの株主総会で3人の取締役選任を提案すると表明。ここ数週間にわたり、イルミナの取締役会と非公式に協議していたが、合意に至らなかったとした。
イルミナは現時点でコメント要請に応じていない。
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