May 30, 2018 / 6:31 AM / 5 months ago

IMF、中国の2018年GDP伸び率予想を6.6%に据え置き

[北京 30日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、2018年の中国の国内総生産(GDP)伸び率予想を6.6%に据え置いた。30日に声明を発表した。

 5月30日、国際通貨基金(IMF)は、2018年の中国の国内総生産(GDP)伸び率予想を6.6%に据え置いた。写真はワシントンで昨年4月撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)

ただ、過度に急速な信用の伸びと貿易摩擦が中国経済のリスクとなり得ると警告した。

今年第1・四半期の中国のGDP伸び率は6.8%で、予想より若干高めだった。旺盛な消費需要や予想外に堅調な不動産投資が伸び率を押し上げた。

IMFは1月に今年の中国のGDP伸び率予想を6.5%から6.6%に引き上げた。

中国政府は3月に通年の成長率目標を6.5%前後に設定した。

エコノミストは今年の成長率について、借り入れコストの上昇や産業汚染規制の強化、地方政府の支出に対する取り締まりなどを背景に、昨年の6.9%から6.5%に鈍化すると予想している。

IMFの中国代表団の責任者でアジア太平洋地域のアシスタントディレクター、ジェームズ・ダニエル氏は、中国が信用の伸びを一段と抑制する必要があると指摘。

「実体経済のデレバレッジが進んでいない。何が起きているかと言えば、債務の伸びが大幅に鈍化しているということだ」と述べた。

リスクの高い融資に対する中国政府の取り組みは3年目に入り、借り入れコストは徐々に上昇している。

しかし、政府が信用リスクを取り締まっても、デフォルト(債務不履行)件数はこれまでのところ小幅な増加にとどまっている。

ダニエル氏は「もちろん、デフォルト件数がごく少数から大きく増えるリスクはある。それに慣れていない市場と投資家にとってはかなりの不安定要因になり得る」としながらも、「そうした事態は予想していない。件数はある程度増えるだろうが、抑制された、適切な水準だろう」と述べた。

ただ、中国でデフォルトが増えても、市場に刺激を与え、中国国民の貯蓄をより効率的に配分する最善の道であり、「自然」かつ「健全」なことにすぎないとの見方を示した。

*内容を追加しました。

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