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価格上昇が貧困国に打撃、債務対応の新メカニズム必要=IMF

4月11日、国際通貨基金(IMF)は、ウクライナ戦争による世界の食料・エネルギー価格の急激な上昇が貧困国に打撃となっており、デフォルト(債務不履行)を防ぐためにはソブリン債のストレスに対処するためのより良いメカニズムが必要と表明した。写真はIMFのロゴ。ワシントンで2018年9月撮影(2022年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 11日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は11日、ウクライナ戦争による世界の食料・エネルギー価格の急激な上昇が貧困国に打撃となっており、デフォルト(債務不履行)を防ぐためにはソブリン債のストレスに対処するためのより良いメカニズムが必要と表明した。

IMFのビトール・ガスパール財政局長らはブログで「ウクライナ戦争は前例のない水準の公的債務にとってさらなるリスクとなっているほか、パンデミック(世界的大流行)は依然として多くの政府予算に負担をかけている」と指摘。「ソブリン債のリスクが高まり、金融の制約が政策上の懸念の中心に戻る中、債務問題を秩序立てて解決し、不必要なデフォルトを防ぐためにはグローバルな協調的アプローチが必要だ」とした。

また、低所得国の約60%が既に債務危機に陥っているか、その危険性があると指摘。主要国の金利上昇はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が脆弱な国のスプレッドを拡大させ、借入コストを増加させる可能性がある。

信用収縮は、不動産部門の支払能力への懸念、新型コロナウイルスに伴うロックダウン(都市封鎖)、途上国向け既存融資の問題に取り組む中国からの融資減少によって悪化したとも指摘。主要国の対応は不十分であり、パンデミック開始時に採用された2国間公的債務の支払い凍結は終了し、主要20カ国・地域(G20)による枠組みの下での再編には至っていないとした。

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