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世界経済、回復兆候強まるも依然大きなリスク=IMF副専務理事

 3月20日、国際通貨基金(IMF)のジェフリー・オカモト筆頭副専務理事は、世界経済の回復の兆候が強まっていると指摘する一方、新型コロナウイルスの変異株など依然として重大なリスクがあると警告した。写真はIMFのロゴ。ワシントンで2018年9月撮影(2021年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のジェフリー・オカモト筆頭副専務理事は20日、世界経済の回復の兆候が強まっていると指摘する一方、新型コロナウイルスの変異株など依然として重大なリスクがあると警告した。

チャイナ・デベロップメント・フォーラムで講演した。

米国の追加経済対策などを考慮し、IMFが4月初めに世界経済の成長率見通しを5.5%から引き上げるとの見通しを示したが、詳細は明かさなかった。

オカモト氏は、感染症の世界的流行が始まって以来約9000万人が貧困に陥ったと指摘し、先進国と途上国の格差拡大に懸念を示した。

中国は他の経済大国に先駆けて感染症流行前の成長水準を回復したが、個人消費が投資に遅れをとっていると分析した。

また、懸念すべき兆候として、先進国と途上国の格差拡大を挙げた。

IMFは、中国以外の途上国の2020─22年の1人当たりの累計収入が、感染症流行がなかった場合の水準を22%下回ると予想している。

オカモト氏は、全般的な見通しは「例を見ないほど」不確実だとした上で、感染症の流行がいつまで続くかは見渡せず、ワクチンへのアクセスが先進国・途上国ともに一様でない現状を指摘した。

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