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IMF、世界経済成長見通し上方修正へ 不確実性は継続=専務理事

3月30日、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は、来週発表する最新の世界経済見通し(WEO)で2021年と22年の世界的な経済成長率予想を上方修正すると明らかにした。ただ世界的な金融情勢を巡る不確実性はなお高いとの認識を示した。写真は2018年9月、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 30日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は30日、来週発表する最新の世界経済見通し(WEO)で、2021年と22年の世界的な経済成長率予想を上方修正すると明らかにした。ただ世界的な金融情勢を巡る不確実性はなお高いとの認識を示した。

IMFが1月に示した成長率見通しは、21年が5.5%、22年が4.2%。ゲオルギエワ専務理事は外交問題評議会(CFR)で、米国の財政支出拡大のほか、先進国の新型コロナウイルスワクチン接種による景気回復を反映し、IMFは見通しを上方修正すると述べた。

ただ状況の進展は一様ではないと指摘。「誰もがどこでもワクチンの接種を受けられるわけではなく、あまりにも多くの人々が失業に直面し、貧困が増大している」とし、「われわれの世代で最大の試練に直面している」と語った。

その上で、米国の力強い経済成長で貿易が促進され、多くの国が恩恵を受けるとしながらも、金利の急激な上昇を招く可能性があると指摘。これにより新興国と途上国から資本が流出し、特に外部資金調達需要が高く、高水準の債務を抱える中所得国が困難な状況に直面する恐れがあると警告。当局者に対し金融リスクを監視し、過度なボラティリティーを未然に防ぐ措置を取るよう呼び掛けた。

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