January 22, 2018 / 3:08 PM / a month ago

IMF、18年世界成長率予想3.9%に上方修正 米税制改革が寄与へ

[22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は22日、世界経済見通し(WFO)を公表し、2018、19年の世界成長率予想を3.9%とし、昨年10月時点の見通しからともに0.2%ポイント引き上げた。米税制改革が同国の投資の拡大につながり、主要貿易国経済への追い風になるとの認識を示した。

2017年の世界成長率は、欧州とアジアの経済活動が予想以上に堅調だったことを踏まえ、3.7%と予想し、前回見通しから0.1%ポイント引き上げた。

18年の米経済成長率見通しは2.7%とし、前回予想の2.3%から大幅に引き上げ。ただ、19年の成長率は2.5%に鈍化することを見込む。

IMFは「米税制改革が経済活動を刺激することが見込まれ、短期的なプラス効果は主に法人税減税を受けた投資活動が主導するだろう」とした。

IMFの首席エコノミスト、モーリス・オブストフェルド氏は声明で、米税制改革は同国の経常赤字拡大やドル上昇につながるほか、世界的な投資の流れに影響する公算が大きいとの認識を示した。

IMFはまた、米成長率は税制改革によって、2020年末までに計1.2%押し上げられる見通しとしつつも、税制改革に伴う支出押し上げ効果が薄れるにつれ、成長率は2022年以降数年間、鈍化する公算が大きいと警鐘を鳴らした。

今年の日本成長率見通しは1.2%、19年は0.9%とし、10月時点の見通しからそれぞれ引き上げ。

ユーロ圏の18年成長率は2.2%と予想。域内のドイツ、イタリア、オランダの見通しを軒並み引き上げた。

英国の18年見通しは1.5%で据え置き。

中国の成長率については、18年は6.6%となった後、19年には6.4%に鈍化すると予想。

新興国では、南アフリカの18、19年の見通しをともに0.9%に下方修正。中南米については、ブラジルやメキシコの経済活動に弾みがつくものの、ベネズエラの経済危機が重しになるとの見通しを示した。

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