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ユーロ圏予算創設よりEU予算活用が現実的=デイセルブルム氏
2017年10月16日 / 05:40 / 1ヶ月後

ユーロ圏予算創設よりEU予算活用が現実的=デイセルブルム氏

[ワシントン 14日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は14日、数千億ユーロ規模のユーロ圏共通予算創設を目指すより、欧州安定メカニズム(ESM)からの融資や欧州連合(EU)予算からの資金拠出の方がより現実的との考えを示唆した。

同議長は訪問先のワシントンでロイターに「EU予算の枠内、あるいは枠外でも数千億ユーロの新たな予算を設けるには勇気が必要だ」と述べた。

フランスのマクロン大統領は既存のEU共通予算に加え、数千億ユーロ規模のユーロ圏独自の予算創設を提唱。一方ドイツのメルケル首相はより「小規模な」予算が適切と主張している。

デイセルブルム議長は、ユーロ圏予算を巡る議論では資金の移転と融資を区別することが重要と強調した。

ドイツなどが債務の共通化に強く反対しており、これを避けるためには、1)改革を進めている国にEU予算から資金を移転するか、2)金融改革と投資を同時に進める資金が不足している国に、ユーロ圏の常設金融支援機関であるESMから低金利で融資する──という2つの選択肢があると説明した。

同議長は12月のユーロ圏首脳会議にユーロ改革案を提出する。

予算について協議する際に欧州全体でどのような政策に資金を出すか決める必要があるとし、国境管理や移民、安全保障などの強化に非常に幅色い支持があると述べた。

こうした政策の実現には多額の予算が必要との見方もできるが、ユーロ圏独自の予算を創設するには注意を要すると指摘。EU議会の中に「ユーロ圏議会」を設けるべきかや、どのように機能させるかなどの問題が生じる可能性があるとの見方を示した。

それよりも既存のEU予算からの改革支援のための資金を出すことが良い出発点になると主張した。

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