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IMFC声明から「反保護主義」抜ける、為替の文言は踏襲
April 23, 2017 / 10:53 PM / 8 months ago

IMFC声明から「反保護主義」抜ける、為替の文言は踏襲

[ワシントン 22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)は22日、世界経済の不均衡是正に向け努力することで合意したが、採択した共同声明では、これまでのIMFC声明に入っていた「あらゆる形の保護主義に抵抗する」との文言が盛り込まれなかった。

 4月22日、国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)が採択した共同声明では、これまでのIMFC声明に入っていた「あらゆる形の保護主義に抵抗する」との文言が盛り込まれなかった。写真はカルステンス委員長、ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Mike Theiler)

採択された声明は「通貨安競争を回避し競争力確保のため為替を目標としない」とし、為替に関する文言は踏襲された。

貿易については「適切な政策を用いて、過度の世界的不均衡の是正へ協力する。経済に対する貿易の貢献の強化に取り組んでいる」とし、先月ドイツで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明をほぼ踏襲したものとなった。

この時のG20会合でムニューシン米財務長官は「反保護主義」はもはや適切でないと主張、G20声明から「保護主義に抵抗する」の文言が削除されていた。

IMFC委員長のカルステンス・メキシコ中央銀行総裁は会見で、反保護主義の文言が削除されたことに関する質問に、保護主義という言葉が「相対的な用語」で「あいまい」なため、と説明。ただIMF加盟国は自由で公平な貿易の必要性で足並みをそろえていると述べた。

カルステンス氏は「われわれが会合で目指しているのは、前向きで建設的なバランスをとることだ。保護主義という言葉を使用するのはあいまいだ」としたうえで、「われわれは、基本的に何が達成可能か、何か最終的な目標かに焦点を絞ろうとしている。最終目標は貿易を利用することだ。(中略)自由で公平な貿易が必要ということで足並みが揃っている」と語った。

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