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2010年のギリシャ救済、IMFは債務軽減求めず=報告書
July 29, 2016 / 7:31 AM / a year ago

2010年のギリシャ救済、IMFは債務軽減求めず=報告書

[ワシントン 28日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の独立評価機関(IEO)は28日、2010年のギリシャ支援をめぐる報告書を公表、その中でIMFが内部で広がっていた見方に反し、同国を救済する債務軽減を求めなかったことを明らかにした。当時、ギリシャ支援プログラムを成功させるには債務軽減が必要不可欠との認識がIMF内部に高まっていたという。

報告書はさらに、ギリシャ危機が欧州に伝播するリスクの定量化にIMFが真剣に取り組まなかった、と指摘。このリスクはギリシャへの支援策として「(資金に対する)例外的アクセス」を与える判断を正当化するのに利用された。当時、IMF内部にはギリシャが負債を返済できない可能性がかなり高いとの見方が広がっていた。

IEOは、IMFが下した決定が、結果的に支援プログラムを持続不可能にする一因になったとしている。

IEOは2010年のIMFの対応について、「公的融資、財政調整、構造改革を柱とするプログラムを除けば、ギリシャ債務の持続可能性を回復させる道のりを示そうという厳格な試みがなかった」とした。

IMFがまとめた300億ユーロのギリシャ向け支援プログラムは2012年に再交渉される事態に陥った。IMFは第3次金融支援には参加しておらず、欧州債権団がギリシャに対する債務軽減を実施すべきだと主張している。

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