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ギリシャ財政再建目標引き下げを、債務軽減の前倒し必要=IMF
2016年5月23日 / 19:56 / 1年前

ギリシャ財政再建目標引き下げを、債務軽減の前倒し必要=IMF

[ワシントン/ブリュッセル 23日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は23日、ギリシャが支援プログラム向けに設定した現行の財政黒字および成長目標は非現実的で、下方修正されるべきとの見解を示した。また無条件かつ前倒しの債務負担軽減が必要とした。

 5月23日、国際通貨基金(IMF)は、ギリシャが支援プログラム向けに設定した現行の財政黒字および成長目標は非現実的で、下方修正されるべきとの見解を示した。アテネで8日撮影(2016年 ロイター/Alkis Konstantinidis)

24日に開催されるユーロ圏財務相会合(ユーログループ)を翌日に控え、債務持続性分析(DSA)を公表した。

IMFスタッフはその中で、ギリシャが2018年の基礎的財政収支(プライマリーバランス)目標を対国内総生産(GDP)3.5%の黒字としている点について、他の国でさえ実現は困難とした上で「同1.5%以下とすることが妥当と考えられる」と述べ、ギリシャは目標を引き下げればIMFの特例融資の条件を満たす可能性があるとした。

また融資の大掛かりなリプロファイルが必要とした上で、償還期限を最大30年延長すれば2060年までに対国内総生産(GDP)比7%分の資金調達需要を削減することができるほか、2040年にかけて返済期限を先送りすればさらに同17%の資金調達需要をカットすることが可能とした。

その上で「債務軽減策に無条件かつ前倒しの要素を供給することは、債務の持続可能性を確実にする公的債権者のコミットメントに関し、強力かつ信頼性のあるシグナルを市場に示す上で不可欠」とした。

ギリシャ議会は22日、増税や新たな民営化基金の創設、銀行の不良債権売却に関する規制緩和を盛り込んだ改革法案を可決した。改革案の法制化は国際債権団から次の融資を受けるための条件となっており、24日のユーログループで融資実施への道が開かれた。だがIMFが求める債務負担軽減についてはドイツが強硬に反対しており、確固たる内容で合意する公算は小さいとみられている。

*内容を追加して再送します。

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