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中国成長予想を上げ、信用依存継続なら中期的にリスク=IMF
2017年4月18日 / 18:29 / 7ヶ月後

中国成長予想を上げ、信用依存継続なら中期的にリスク=IMF

[北京 18日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は18日、2017、18年の中国成長予想をいずれも引き上げたが、急ピッチで拡大する信用の伸びを抑制しない限り、中期的には経済を阻害する恐れがあると警告した。

2017年の成長率見通しは1月時点の6.5%から6.6%に、18年は6.0%から6.2%にそれぞれ上方修正した。政策支援が続くためとしている。ただ、最近の成長率の水準からは大幅な減速となる。

中国の第1・四半期国内総生産(GDP)は6.9%増と、銀行融資や政府のインフラ投資の拡大、過熱気味の住宅市場が押し上げ要因となり、予想を上回る伸びとなった。

中国は工業生産の過剰能力問題で一定の進展を見せているが、成長は引き続き政府の刺激策や信用の急拡大が支えているとIMFは指摘。中国は、GDPの伸びを比較的高水準に維持することに注力する傾向があるとし、中期的に経済成長はバランスを欠いたものになる可能性があると警鐘を鳴らした。

「資源の不適切な配分が続けば、中期的には中国経済の調整が阻害されるリスクが高まる」とし、資本流出の継続によりリスクが増大する恐れがあるとした。

IMFのチーフエコノミスト、モーリス・オブストフェルド氏は会見で「財政再建を先延ばしすればするほど、急激な立て直しを余儀なくされる」と述べる。

その上で、内需主導型の経済リバランスに向けた取り組みは、国有企業向け予算の縮小や国内の信用の伸び抑制、金融規制改善などの改革を伴うことで一段と持続可能になるだろうとした。

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