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中銀はインフレに「粘り強く」対処すべき=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は14日、各国中央銀行は広範なインフレに粘り強く対処しなければならないと述べ、昨年にインフレ緩和を予測した多くのエコノミストが間違っていたことを認めた。2021年11月撮影(2022年 ロイター/Yves Herman)

[ワシントン 14日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は14日、各国中央銀行は広範なインフレに粘り強く対処しなければならないと述べ、昨年にインフレ緩和を予測した多くのエコノミストが間違っていたことを認めた。

同専務理事は「インフレは根深く、われわれが考えていたよりも広範囲に及んでいる」と指摘。「それは中央銀行が粘り強く戦う必要があることを意味する」とした。

その上で、財政政策と金融政策がうまく機能すれば、来年には状況が好転するとの見通しを提示。ただ、財政政策の目標が十分でない場合、財政政策は「金融政策の敵」となり、インフレをあおる結果になりかねないとも指摘した。

米労働省が13日に発表した8月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比8.3%上昇と、市場予想の8.1%を上回った。

これについて同専務理事は、世界経済が直面する「不確実性と困難のほんの一例に過ぎない」と指摘。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)とロシアによるウクライナ侵攻の双方が、物価高騰と生活危機の原因となっている。

これとは別にIMFはブログで、原油価格の高騰が全ての消費者物価を押し上げているとし、こうした二次的効果が持続すれば、賃金上昇スパイラルに陥る可能性があると警告。中央銀行は「断固として」対応すべきだとした。

イエレン米財務長官はCBSニュースのインタビューで、米連邦準備理事会(FRB)の措置によってインフレが「時間とともに鈍化する」との見方を示した。また、バイデン政権はFRBの対応を補完しようと努めていると述べた。

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