September 23, 2019 / 3:42 PM / 3 months ago

貿易摩擦、世界経済への最大の障害=ラガルド次期ECB総裁

欧州中央銀行(ECB)次期総裁への就任が予定されているクリスティーヌ・ラガルド氏は23日、世界経済の要である米国経済は引き続き良好な状態にあるという認識を示した。福岡市で6月代表撮影(2019年 ロイター)

[ワシントン 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)次期総裁への就任が予定されているクリスティーヌ・ラガルド氏は23日、貿易摩擦が世界経済に対する最大の障害となっているものの、世界経済の要である米国経済は引き続き良好な状態にあるという認識を示した。

同氏はCNBCテレビとのインタビューで、米国の対中関税は来年の世界経済の成長率を0.8%下押しすると予想され「世界経済に立ち込める巨大な暗雲だ」と指摘。同時に米国経済は依然成長を続けていると語った。

欧州については、2011年以降、金融機関の監視体制強化や銀行の資本増強、資金調達コスト減など大きな変化を遂げたとし、欧州の経済情勢に明るい見通しを示した。同時に、財政および金融調整余地は限られつつあるとし、経済リスクが「予期せぬ分野」から発生する可能性があると警鐘を鳴らした。

「真の銀行同盟の確立や資本市場の強化を通じ、ユーロ圏の体制を強化し、欧州経済の舵取りで協調的な取り組みを深めることができれば、ユーロ圏は良好な状況となるだろう」と述べた。真の銀行同盟実現に向けた取り組みが進行している兆候があるとも付け加えた。

ユーロ圏が変化を遂げるペースが緩慢との指摘については、加盟国の協調が必要なことから決定には時間がかると指摘。その上で「可能性を解き放ち、企業や家計そして雇用や投資を支援するためには、金融政策にとどまらず、財政政策や構造改革が生かされることを望む」と述べた。

*内容を追加しました。

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