February 27, 2018 / 3:21 AM / 10 months ago

世界経済は幅広く成長、各国は変化に備えを=IMF専務理事

 2月26日、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事(写真)は、世界経済は幅広く成長しているとの見方を示す一方、通商紛争や金融政策の正常化、技術的変化に伴うリスクが高まっていると指摘した。写真はパリで15日撮影(2018年 ロイター/Charles Platiau)

[ジャカルタ 27日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、世界経済は幅広く成長しているとの見方を示す一方、通商紛争や金融政策の正常化、技術的変化に伴うリスクが高まっていると指摘した。ジャカルタの会合で述べた。

専務理事は、IMFは2018年と2019年の世界の経済成長率を3.9%と予想していると述べた。これは1月に示したIMFの予想と同じで、2017年の3.7%から成長が加速することになる。

専務理事は、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国は欧米など先進国における金利上昇に備えているとしつつも、政策当局者は金融の安定性や資本フローに及ぼす影響を注意深く見守るべきだと警告した。

専務理事は準備原稿の中で「これ(金利上昇)が来ることは前から分かっていたが、企業や雇用、収入への影響はなお不透明」と語った。

ラガルド専務理事は、ASEAN諸国は内需や域内の通商、経済の多様化に重きを置く新たな成長モデルが必要であり、自動化や人工知能(AI)などといった技術的な変化に備えるべきとの見方を示した。

その上で、こうした変化で一部の雇用が失われる可能性はあるが、新技術に対応できる人材の育成に向け努力することが重要だと述べた。

専務理事は「多くの雇用が何らかの形で影響を受ける。一部の雇用は消滅するが、さらに多くの雇用が自動化の影響を受ける。このため、仕事の将来について考える必要がある」と発言。何か一つの決まった方法があるわけではなく、多くの国が独自の道を歩んでいくだろうとの認識を示した。

その上で、二輪車配車・宅配サービスで急成長しているインドネシアのゴジェックを例に挙げ、国内のニーズと労働力に的を絞ったその国特有の技術革新だと指摘した。

*内容を追加しました。

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