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IMF、21年の世界成長率5.5%に上げ 「異例の不確実性」続く

[ワシントン 26日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は26日、2021年の世界経済見通しをプラス5.5%とし、昨年10月時点の前回見通しから0.3%上方修正した。新型コロナウイルスワクチン普及によって下期にかけて回復に弾みがつき、日米などによる景気支援策が成長押し上げに寄与するとの認識を示した。

20年の世界経済見通しはマイナス3.5%とし、前回予想から0.9%引き上げ。下期に景気の勢いが予想以上に強まったとした。

IMFは、世界で複数の新型コロナワクチンが承認され、一部の国で昨年12月に接種が始まったことで、パンデミック(世界的大流行)終息への期待が高まったと指摘。同時に、世界経済は引き続き「異例の不確実性」にさらされていると警告。変異種などがリスクを及ぼし、世界経済活動はコロナ禍前の予測を大幅に下回る水準にとどまるとの見通しを示した。

21年の米経済見通しはプラス5.1%とし、前回見通しから2%ポイント上方修正。昨年下期の好調な勢いが継続する見通しのほか、昨年12月に承認された追加経済対策による恩恵があると指摘。さらに、バイデン新大統領が提案する新たな1兆9000億ドル規模の経済対策が承認されれば、経済見通しはさらに引き上げられる公算が大きいとみられる。

日本については、20年はマイナス5.1%となった後、今年はプラス3.1%に回復すると予想した。

中国は21年がプラス8.1%、22年がプラス5.6%と予想。前回見通しはそれぞれ同8.2%、5.8%だった。

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