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IMF理事会、6500億ドルの準備資産拡充を議論 8月の実現目指す

[ワシントン 25日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は25日、準備資産である特別引出権(SDR)を6500億ドル拡充する計画について、同日理事会で議論したと発表した。

IMFは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)や、それに伴う経済的影響を受けている脆弱な国を支援するため、SDRの新規配分を進めている。IMFのスポークスマンは声明で、SDRの新規配分は過去最大規模になると説明した。

主要7カ国(G7)は今月、SDRの新規配分を歓迎すると表明。1000億ドル相当を脆弱な国の支援に充てる目標も支持するとした。

ゲオルギエバ専務理事は今後、理事会のためにSDR新規配分に関する報告書をまとめる。7月中旬頃に理事会で検討し、承認されれば、8月下旬頃の新規配分を目指して総務会で投票を行う。

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