[ワシントン 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は14日、金融市場が過度に楽観的な経済見通しを織り込んでいる可能性があり、突然の調整に見舞われやすくなっていると述べた。
総裁はワシントンの国際通貨基金(IMF)国際通貨金融委員会(IMFC)で「これにより、バリュエーションは、成長、インフレ、金融政策、企業業績など、潜在的なさまざまなネガティブサプライズの影響を受けやすくなる」と発言。
不動産市場の価格調整の可能性が高まっているほか、オープンエンド型投資ファンドの流動性バッファーが低く、投げ売りにより市場の調整が増幅される恐れがあると指摘した。
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