[ワシントン 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)と世界銀行は31日、モロッコのマラケシュで開催予定だった年次総会を2023年10月に延期すると発表した。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)による不透明感が理由。
今年の年次総会は10月に米ワシントンで開催されることになった。モロッコ政府とも協議済みという。
IMFと世銀は当初、21年の年次総会をモロッコで開催する予定だったが、20年11月にその延期を発表していた。年次総会は、2年連続でワシントンの世銀・IMF本部で開催され、3年目には加盟国のいずれかで開催されるのが通例だが、パンデミックで順番に乱れが生じている。
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