October 14, 2018 / 11:34 PM / a month ago

金融政策に調整余地、貿易摩擦で不透明感強く=中国人民銀総裁

 10月14日、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は、米国との貿易摩擦による中国経済のダウンサイドリスクは依然として大きく、金利や預金準備率を調整する可能性はまだかなりあるとの見解を示した。中国は貿易摩擦や関税によって「極めて強い不透明感」に直面しており、現在の通商問題の「建設的な解決」を望んでいると述べた。写真は北京にある中国人民銀行本部。9月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee/File Photo)

[ヌサドゥア(インドネシア) 14日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は14日、米国との貿易摩擦による中国経済のダウンサイドリスクは依然として大きく、金利や預金準備率を調整する可能性はまだかなりあるとの見解を示した。中国は貿易摩擦や関税によって「極めて強い不透明感」に直面しており、現在の通商問題の「建設的な解決」を望んでいると述べた。

当地での国際通貨基金(IMF)と世界銀行の会合の合間に開催されたセミナーで発言した。

同総裁は、中国は知的財産権の保護強化のための改革を進め、金融サービス分野の顕著な開放を行っていると強調し、「建設的な解決に前向きであることを誠実に示している。建設的な解決の方が、双方が損失を被る貿易戦争よりも良い」と語った。

また、中国の経済成長率は今年の目標である6.5%前後を容易に達成でき、それを上回る可能性もあるとした上で、現在のインフレ水準についても満足していると付け加えた。

総裁は中国の消費者物価指数(CPI)上昇率について年間で約2%、生産者物価指数(PPI)上昇率については3─4%を見込んでいる。

中国の金融スタンスについては、基本的に依然として中立的で、緩和、引き締めのどちらのバイアスもないと指摘。市場に供給した流動性はレバレッジの安定化に適切との認識を示した。

総裁はまた、ブルームバーグのインタビューで、人民銀行は最悪のシナリオを含む、為替政策におけるさまざまなリスクに備えていると明らかにした。その上で、為替相場は「妥当で均衡の取れた水準だ」と語った。

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