for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ウクライナ物的損害600億ドル、戦争続けばさらに拡大=世銀

 4月21日、世界銀行は、ウクライナ支援のための会議を米首都ワシントンで開き、ウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加して支援を訴えた。写真はマリウポリで集合住宅の前に座る地元住民(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

[ワシントン 21日 ロイター] - 世界銀行は21日、ウクライナ支援のための会議を米首都ワシントンで開き、ウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加して支援を訴えた。マルパス総裁は、ロシア軍事侵攻によるウクライナの物的損害は600億ドルに達し、戦争が続くとさらに拡大すると述べた。

会議は国際通貨基金(IMF)の春季会合に合わせて開催され、イエレン米財務長官など各国の財務相も参加した。

ゼレンスキー氏は、ロシアの侵攻による経済的打撃を補うため、最大で月70億ドルの援助が必要だと述べ、「その後の再建には数千億ドルが必要になる」と訴えた。

また、国際社会はロシアを世界銀行やIMFなどの国際金融機関から直ちに排除する必要があるとし、全ての国が「ロシアとの関係をすぐに遮断するべきだ」と強調した。

会議に直接出席したウクライナのシュミハリ首相は、ウクライナの国内総生産(GDP)は30─50%減少する可能性があり、直接・間接的損失は既に5600億ドルに達していると述べた。世界銀行のデータによると、損失額の推計は2020年のウクライナのGDPの3倍以上に達する。

シュミハリ氏は「世界全体でこの戦争を止めなければ損失は劇的に拡大する」とし、第二次世界大戦後の欧州再建を支援したようなマーシャルプランのような復興援助計画がウクライナにも必要になるとの考えを示した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up