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世銀・IMFの抜本改革を、危機対応能力が不十分=米財務長官

イエレン米財務長官は21日、世界銀行と国際通貨基金(IMF)はロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)など世界が直面する複数の危機に対応できる枠組みになっていないとし、抜本的改革を訴えた。写真は4月6日、ワシントンで撮影(2022年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 21日 ロイター] - イエレン米財務長官は21日、世界銀行と国際通貨基金(IMF)はロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)など世界が直面する複数の危機に対応できる枠組みになっていないとし、抜本的改革を訴えた。気候変動対策に必要なリソースも不十分とした。

約1兆ドルの融資能力を持つIMFについて、個々の国が単独の危機に対処するための支援を目的としており、世銀は資本市場にアクセスできない国に開発資金を提供するために創設されたと指摘。

「世界が現在直面する課題には、国際機関が単独では管理できない規模の投資が求められる。気候変動対策への投資は何兆ドルにもなるだろう」と記者団に述べた。

両機関の規模拡大に必要な具体的改革には言及しなかったが、大規模な民間資本を活用できるようにすべきとした。

ダリープ・シン大統領副補佐官(国家安全保障担当)もイベントで、トリプルA格付け維持を重視する世銀の事業モデルは世界的変革を促すのに適していないと指摘。こうした姿勢を転換すれば、よりリスクを取って途上国への投資で先行する存在になるとし、改革を支持した。

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