[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)のデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(4月3日までの週)によると、ドルの売り越しは2週連続で減少した。
ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は207億1000万ドル。前週は217億3000万ドルだった。
ドルが過去2週間0.7%上昇した動きに沿ったものだが、市場参加者は、数カ月間にわたりドルの売り越しがかなり高水準だったことへの調整の動きとみている。
円は買い越しに転じた。前週は3668枚の売り越しだったが、今週は3572枚の買い越し。
シカゴ・オプション取引所(CBOE)のビットコイン先物は、売り越しが1786枚と前週の1490枚から拡大した。