[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)が5日に発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(2018年(訂正)1月2日までの1週間)によると、ドルの売り越し額が12月中旬以来の高水準となった。
ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は46億2000万ドルとなり、その前の1週間(約4億6000万ドル)から大幅に増加した。
また、ニュージーランドドル、メキシコペソ、ブラジルレアル、ロシアルーブルを含めたより幅広いポジション指標<0#NETUSDFX=>でみると、ドルの売り越し額は54億3300万ドルとなり、前週の10億7900万ドルから増加した。
ドルの売り越しは3週間連続の減少後、増加に転じた。米金利の上昇が見込まれているものの、投資家のドルに対する弱気見通しが浮き彫りになった。
*1段落目の2017年を2018年に訂正します。
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