インド自動車小売販売、2月は前年比＋16％　結婚シーズンなどで

［ベンガルール　６日　ロイター］ - インド自動車販売店協会連合（ＦＡＤＡ）が６日発表した２月の国内自動車小売販売は前年比１６％増の約１８０万台だった。結婚シーズンの強い需要などに支えられた。

販売は過去２カ月、半導体不足の緩和と祝祭・結婚シーズンに向けた新モデル発表で増加している。しかし、２月の販売全体ではなお新型コロナウイルス禍前の水準に届いておらず、インフレ高騰の中で金利上昇が購買意欲に水を差すとみられている。

車種別の増加率は二輪車が１５％、三輪車は８１％、乗用車は１１％、トラクターは１４％、商用車は１７％となった。

ＦＡＤＡは３月について、４月の排気基準変更に伴う自動車価格上昇予想とメーカーの年度末セールに加え、一連の祝祭で販売が押し上げられるとの見込みを示した。