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インド自動車業界、貨物コンテナ不足で部品供給や生産への影響懸念

 12月24日、インド自動車工業会(SIAM)は、世界的な貨物コンテナの不足を受け、今後3─4カ月、国内自動車メーカーの間で部品が不足したり、生産に影響が出る恐れがあるとの見方を示した。写真はムンバイ郊外で2017年6月撮影(2020年 ロイター/Shailesh Andrade)

[ニューデリー 24日 ロイター] - インド自動車工業会(SIAM)は、世界的な貨物コンテナの不足を受け、今後3─4カ月、国内自動車メーカーの間で部品が不足したり、生産に影響が出る恐れがあるとの見方を示した。

SIAMのディレクター・ジェネラル、Rajesh Menon氏は、7月以降貨物運賃は急上昇しており、企業が通常の貿易業務を維持するのはほぼ不可能に近くなっていると指摘した。

こうした状況は、新型コロナウイルス感染拡大を受けた都市封鎖(ロックダウン)が緩和され、回復しつつある国内自動車産業にとり懸念要因だ。SIAMには、国内大手のマルチ・スズキやタタ・モーターズの他、フォルクスワーゲンなどの外資も加盟している。

新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を受け、特定商品に対する需要が急増し、世界の物流に混乱が生じている。

コンテナ船世界最大手APモラー・マースクは、インドの輸出は全般的に回復したが、輸入はまだ低迷しており、輸出入の不均衡により、コンテナ不足が生じていると指摘する。

同社の南アジア部門幹部は、中東地域から送る空のコンテナをここ数週間3倍に増やしたと説明した。

同氏によると、インド国内でも、コンテナの需要が高い地域に別の地域からコンテナを移動させているという。ただ同氏は、2021年上期には通常の状態に戻ると予想している。

一方、国内自動車部品メーカーの業界団体幹部は、コンテナ不足により、輸出業者が数週間前からコンテナを予約しなければならない状態が続いていると説明し、貨物運賃の高騰と原材料の値上がりによるコスト増の吸収を企業が余儀なくされる可能性があるとの見方を示した。

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