[ムンバイ 24日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行、RBI)のダス総裁は24日、CNBCテレビ18の番組で、債券の利回り曲線が不規則にならないよう、中銀と市場が協調する必要があるとの見解を明らかにした。
政府が示した来年度の借り入れ計画が市場の予想を上回ったことなどから、このところ債券利回りに上昇圧力がかかっている。
中銀は潤沢な流動性を供給し政府の円滑な資金調達に協力するとしているが、投資家は中銀のより直接的な支援を求めており、債券の需要は鈍い。
ダス氏は「これには中銀と市場参加者の責任が伴う。われわれは利回り曲線の安定的な推移に注目している」と語った。
インド10年物国債利回りは総裁の発言に反応せず、6.17%と横ばい。
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