February 28, 2019 / 2:07 PM / 3 months ago

インド、昨年10─12月GDPは前年比+6.6%に減速 個人消費不振

* 2018年10─12月のGDPは前年比+6.6% 7─9月改定値は+7.0%

* 2018/19年度GDP予想を+7.2%から+7.0%に引き下げ

* パキスタンとの緊張が成長を幾分下押しへ=エコノミスト

* 内需低迷、世界経済減速が成長へのリスク

[ニューデリー 28日 ロイター] - インド統計・計画実施省が発表した2018年10─12月の国内総生産(GDP)は前年比6.6%増で、7─9月の7.0%増(改定値)から伸びが鈍化した。個人消費の減速が影響した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は6.9%だった。

統計・計画実施省は、今2018/19年度(18年4月─19年3月)のGDP予想を7.2%増から7.0%増に引き下げた。

今月、カシミール地方で治安部隊のバスが自爆攻撃を受けたことをきっかけにパキスタンとの関係が急激に悪化。エコノミストからは、パキスタンとの緊張が高まれば、外国人投資家が離れ、観光も打撃を受けることが予想され、今後数四半期にわたり成長を若干下押しする可能性があるとの見方がでている。

また、5月までに総選挙が予定されている。

10─12月の成長率は中国の6.4%を上回ったが、2年超ぶりの高成長だった4─6月の8.2%からは大きく減速した。

アリハント・キャピタル・マーケッツのディレクター、アニタ・ガンディー氏は、「GDPは失望させられる結果」と述べ、GDPの伸び率は有権者に政府の成績表とみなされる可能性があると指摘した。

10─12月は、GDPの6割近くを示す個人消費が前年比8.4%増と、7─9月の9.9%増(改定値)から伸びが鈍化した。

インフラ投資を含む総固定資本形成は10.6%増。7─9月は10.2%増(改定値)だった。

製造業は6.7%増、建設を含むサービス業は7.6%増だった。

総選挙で2期目続投を目指すモディ首相に対しては、製造業への支援措置や雇用対策が不十分との批判が聞かれる。

景気減速の兆候は、特に農産品価格下落の打撃を受けている地方で深刻で、モディ首相は今月、農家に直接現金を支給するなどの支援策を打ち出した。こうした措置は、成長を若干押し上げる可能性もあるが、政府の債務を増やすことになる。

インド準備銀行は今月、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ6.25%とした。インフレ鈍化を受けて政策運営スタンスを「中立」に変更し、減速する経済の支援に乗り出した。

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