[ニューデリー 29日 ロイター] - インドのプラダン石油・天然ガス相は29日、新型コロナウイルスの感染第2波によって打撃を受けたインドの燃料需要は年末までにパンデミック(世界的大流行)前の水準に回復すると述べた。
インドの5月の燃料消費量は一部の州でロックダウン(都市封鎖)や制限措置が実施されたことを受け昨年8月以来の低水準となったが、プラタン氏は各州のロックダウンが解除されたことなどに伴い、インドの燃料需要は今月に入り回復の兆しを見せていると指摘。世界的な原油価格の高騰による影響はあるものの、「年末までには本来の消費行動を取り戻すことができると確信している」と語った。
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