[ムンバイ 24日 ロイター] - 野村ホールディングスはインド法人の株式資本市場の責任者に、現地でライバル関係にあるICICI証券から引き抜いたマヘシュ・ナタラジャン氏を充てる。事情に詳しい関係者が24日、ロイターに明らかにした。
採用の決定はまだ公表されていない。ナタラジャン氏は数カ月以内に移籍する予定だという。
野村インド法人の株式資本市場は先月までマンゲシュ・ゴーグレ氏が率いていた。
ナタラジャン氏はICICI証券で17年近い社歴があり、現在は株式資本市場部門の責任者。ICICI証券以前はモルガン・スタンレーに在籍していた。
リフィニティブのデータによると、インド企業による昨年の株式資本市場での調達額は194億ドルで、前年から45%減った。
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