February 7, 2019 / 6:57 AM / in 2 months

インド中銀が予想外の利下げ、政策スタンス「中立」に変更

[ムンバイ 7日 ロイター] - インド中銀は7日、主要政策金利のレポレートを25ベーシスポイント(bp)引き下げ6.25%にするとともに、政策スタンスを「調整された引き締め(calibrated tightening)」から「中立」に変更した。

 2月7日、インド中銀は、主要政策金利のレポレートを25ベーシスポイント(bp)引き下げ6.25%にするとともに、政策スタンスを「調整された引き締め(calibrated tightening)」から「中立」に変更した。写真はムンバイで昨年4月撮影(2019年 ロイター/Francis Mascarenhas)

インドではインフレ率が大幅に低下しており、景気減速に歯止めをかける狙いがある。

総選挙を控えたモディ政権にとっては朗報となった。

与党・人民党は今月1日に、農家支援や中間層の税負担軽減を盛り込んだ予算案を発表するなど、すでに選挙モードに入っている。[nL3N1ZW43Z]

ロイターの事前調査によると、レポレートの25bp引き下げを予想していたのはアナリスト65人のうち21人。大半は、中銀が今回はスタンスを「中立」に変更するだけで、金利は動かさないとみていた。

中銀の金融政策委員会のメンバー6人のうち4人が利下げに票を投じた。6人のメンバー全員がスタンスの変更に賛同した。

政策委は声明で「投資活動は回復しているが、インフラへの公共投資によって支えられている面が大きい」とし「民間の投資活動を強化し、民間消費を支える必要がある」と表明した。

利下げは2017年8月以来。

<インフレ率と成長率の予想引き下げ>

今回の金融政策委はシャクティカンタ・ダス総裁にとって就任後初の会合だった。政策委はまた、4─9月のインフレ率を3.2─3.4%と予想し、昨年12月の予想の3.8─4.2%を下方修正した。

昨年12月のインドの消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は2.19%で、2017年6月以来1年半ぶりの低い伸び。中銀が中期的な目標としている4%を大幅に下回る水準となった。

政策委は4─9月の国内総生産(GDP)伸び率見通しは7.2─7.4%とし、前回予想の7.5%から引き下げた。

在ニューデリーのIBMのエコノミスト、シャシャンク・メンディラッタ氏は「インフレと成長率に関する中銀のコメントは、政策のハト派的見通しを支援するものだ」とし、中銀は成長率見通しについて下振れリスクを強調したと指摘。「4月に追加利下げが行われる可能性がある」と語った。

インドの昨年7─9月期のGDPは前年比7.1%増と、前期の8.2%増から鈍化した。個人消費や農業生産の伸びが減速した。市場予想は7.4%増だった。[nL4N1Y54LK]

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