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インドルピーが過去最安値、中銀が為替介入
2016年11月24日 / 05:26 / 1年後

インドルピーが過去最安値、中銀が為替介入

[ムンバイ 24日 ロイター] - 24日の外為市場でインドルピーが対ドルで下落し過去最低の1ドル=68.8650ルピーをつけた。ドル高や新興市場国からの資本流出に加え、モディ首相が打ち出した高額紙幣の廃止をめぐる懸念が圧迫した。

 11月24日、外為市場でインドルピーが対ドルで下落し過去最低の1ドル=68.8650ルピーをつけた。写真は刷新された2000ルピー紙幣。ジャム―で15日撮影(2016年 ロイター/Mukesh Gupta)

インド準備銀行(中央銀行、RBI)は為替介入に踏み切ったが、ルピー相場は2013年8月につけたこれまでの最安値の68.85ルピーを割り込んだ。

RBIは午前に約5億ドル規模のルピー買いを行い、午後にも再び介入した。ルピーの終値は1ドル=68.73ルピーと前日の68.58ルピーから下落した。

インド政府筋はルピー安の背景として最近の新興市場国通貨の下落に追随したと分析した。ルピーは月初から対ドルで約3%下落しているが、他の多くの新興国通貨よりも小幅な下げにとどまっている。

アナリストはルピーに対する圧力は当面続き、短期的には1ドル=70ルピーをつける可能性があるとしている。

DBS銀行(ムンバイ)のトレーディング部門責任者は「RBIは特定の為替水準を防衛するのではなく、ボラティリティーの抑制に努めている」と指摘した。

モディ首相が今月、高額紙幣を廃止すると突如発表したことに懸念する声が上がっているが、アナリストは他の新興国よりも高いインドの成長率が通貨を下支えするとみている。また同国の外貨準備は過去最高水準にある。

ルピーが過去最安値を更新することはすでに織り込まれていたため、市場の反応は限定的だったとの指摘もあった。

ある金融機関のトレーダーは「危機ではなく、全ての新興国通貨が再評価されている状況だ」との見方を示した。

*内容を追加しました。

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