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EXCLUSIVE-インド、製造部門設立の半導体企業に10億ドル提供へ=関係筋

 インド政府が、国内で製造部門を立ち上げる半導体企業に対して10億ドル超の現金提供を申し出ていることが分かった。関係筋2人が明らかにした。写真は上海での家電見本市「AWE」で23日撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[ニューデリー 31日 ロイター] - インド政府が、国内で製造部門を立ち上げる半導体企業に対して10億ドル超の現金提供を申し出ていることが分かった。関係筋2人が明らかにした。

モディ首相の国内製造業育成策「メーク・イン・インディア」の後押しを受け、インドは中国に次ぐモバイル機器製造大国となっている。政府は半導体企業がインド内に製造部門を設ける時期に来ていると考えている。

政府高官は匿名を条件に、「政府は半導体製造部門を立ち上げる企業それぞれに10億ドル超の現金インセンティブを付与する」と説明。「われわれは各社に対し、政府が買い手になり、民間市場で(企業に国内産半導体を買うようにさせる)権限が政府にあることも保証している」と述べた。

別の政府筋も匿名を条件に、現金インセンティブの支給方法はまだ決まっておらず、政府が業界に意見を求めている段階だと明らかにした。

半導体不足問題が自動車業界や電子機器業界に影響を及ぼし、供給面で台湾への依存が浮き彫りになる中、世界的に各政府は半導体工場の建設に補助金を支給している。

インドはまた、国境を巡る昨年の中国との衝突を受け、国内の電子機器・通信業界の中国依存を解消するため、信頼できるサプライヤーを確保した考えだ。

1人目の関係筋によると、国内製半導体は「信頼性のある供給源」に指定され、監視カメラから第5世代移動通信システム(5G)機器までの製品に使用可能になるという。

ただ、両関係筋ともに、インドでの部門設立に関心を示している半導体企業がいるかどうかについては明かさなかった。

インド電子・情報技術省からはコメントを得られなかった。

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