November 8, 2017 / 9:19 AM / 2 months ago

インド高速鉄道、基幹システムは日本製中心に=JR東日本社長

[東京 8日 ロイター] - 東日本旅客鉄道(JR東日本)(9020.T)の冨田哲郎社長は8日、フォーリン・プレスセンターでの会見で、インド高速鉄道計画について、信号や運行管理システムについては日本製を中心にする方向で交渉を進めていると述べた。

インド政府は2023年の完成が予定されているアーメダバードとムンバイを結ぶ高速鉄道計画において、雇用拡大や技術移転を図るため「メーク・イン・インディア」の考えを掲げ、部品調達や製造をできる限りインド国内で行うことで日本政府と合意している。

これについて冨田社長は、できるだけインド製を採用することになっているものの、「安全性、高速走行を実現するうえで基幹となる信号システム、運行管理システムは日本企業を基本にすることで話を進めている」と述べた。

来年から段階的に始まる鉄道建設の入札でインド政府から同社に助言が求められるとし、「『メーク・イン・インディア』の考え方を基本としながらも、新幹線の安全性・高速性を担保できるような入札が行われるよう、アドバイスをしてきたい」と話した。

JR東日本の車両に、検査データを改ざんした神戸製鋼所(5406.T)製のアルミ部品が使われており、部品の交換を始めたことに関連し、「神戸製鋼のアルミ製品に一部不良があったのは事実だが、安全性はクリアしている」と述べた。

そのうえで、交換できる部品は交換することを車両メーカーに要望するのがJR東のスタンスだとし、コスト負担についてはメーカーと神戸製鋼で議論することになるとの見通しを示した。

    今後、神戸製鋼の部品を使わないようメーカーに指示するかとの質問には「メーカーの判断。われわれが何かを言う考えはない」と答えた。

    同社がかかわる米カリフォルニア州の新幹線プロジェクトの現状については「資金計画が貧弱で、なかなか積極的に動きにくい状況」と説明。シンガポールーマレーシア高速鉄道も、採算性に納得できない部分があり、政府の関与がどの程度あるのかまだわからないなど、株主に説明するためさらなる情報を求めているところだとした。

    宮崎亜巳

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