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インドネシア議会、来年度予算案を承認 景気支援と財政再建反映

 9月29日、インドネシア議会は29日、ジョコ政権が策定した2021年度予算案を承認した。写真はジョコ大統領。インドネシアの首都ジャカルタで2017年7月撮影(2020年 ロイター/Beawiharta)

[ジャカルタ 29日 ロイター] - インドネシア議会は29日、ジョコ政権が策定した2021年度予算案を承認した。ムルヤニ財務相は予算案について、景気を支援しながら財政再建に着手する方針を反映したと説明した。

歳出は前年比0.4%増の2750兆ルピア(1852億5000万ドル)。国内総生産(GDP)に対する財政赤字の比率は今年度の6.34%から5.7%に低下する。

今年度の財政赤字見通しは、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するための支出の増加により、数十年ぶりの規模に膨らんでいる。

インドネシアのGDPは今年、前年比0.6%減から1.7%減の範囲内と見込まれ、1998年のアジア金融危機以降で初めてのマイナス成長となる見通しだ。ムルヤニ氏によると、来年度予算案は成長率がプラス5.0%に持ち直すとの想定に基づいている。

21年度予算案の歳入は1743兆6000億ルピア。石油価格の上昇を想定したこともあり、今年度から増えると見込んだ。

来年度の医療費には今年度より20%少ない169兆7000億ルピアを割り当てた。人口の約60%に相当する1億6000万人分の新型コロナ向けワクチンを調達するため18兆ルピアを計上した。

一方で経済成長を促進するため、インフラ支出には前年比約50%増の413兆8000億ルピアを配分した。

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