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インドネシアGDP、第1四半期は前年比‐0.74% 減少幅縮小

[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア統計局が5日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は前年比0.74%減少し、4四半期連続のマイナスとなった。ただ、政府の支出拡大や商品(コモディティー)価格上昇による輸出押し上げを受け、景気後退のペースは大幅に鈍化した。

ロイターがまとめたアナリスト予想は0.74%減、昨年第4・四半期は2.19%減だった。

スハリヤント統計局長は記者会見で「景気回復の兆候がより鮮明になることを示している。2021年の回復が実現することを期待する」と述べた。

第1・四半期のGDPは前期比(季節調整前)では0.96%減少。昨年第4・四半期は0.42%減、市場予想は1.04%減だった。

GDPの約半分を構成する消費は、自動車など高額商品の購入を控える動きを背景に前年比での減少が続いた。

一方、社会的支出の拡大を受けて政府支出は2.96%増加した。

インドネシア経済は昨年、新型コロナウイルスの影響で20年超ぶりに通年でマイナス成長を記録した。

コロナ禍の打撃を和らげるため、政府は昨年579兆7800億ルピア(401億8000万ドル)を経済に投入し、今年は回復に充てる予算を当初予定の403兆9000億ルピアから699兆4000億ルピアに拡大した。

マンディリ銀行のエコノミストは、経済は正しい軌道をたどっており、今年後半に一段と改善すると予想。ワクチン接種がけん引する信頼感の高まりや金融緩和の波及加速に伴い、家計消費や固定投資がペースを速めるとの見方を示した。

インドネシア中銀は新型コロナの流行が始まって以降、合計150ベーシスポイント(bp)の利下げを実施。金融市場に500億ドル超の流動性を供給し、融資規制を緩和している。

中銀の今年の成長率予測は4.1ー5.1%。消費の回復が当初の予想より遅れていることを踏まえ、4月に従来予測の4.3ー5.3%から下方修正した。

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