[ジャカルタ 30日 ロイター] - インドネシアのエネルギー省は30日、2023年に石油・ガス田の合計10区域の入札を実施すると明らかにした。その中には南シナ海のナトゥナ諸島周辺の開発区域も含まれる。
22年には13の石油・ガス田の入札が行われ、6区域で運営業者が決定した。
エネルギー省高官によると、政府が提供予定の石油・ガス田の中には、南シナ海にある巨大ガス田「ナトゥナ D アルファ」ブロックもある。同高官は記者団に「順調に進めば今年5月に公募開始の準備が整う」と述べた。
政府は昨年、総投資額が30億ドルに達するナトゥナ諸島周辺のガス田の開発計画を承認した。
エネルギー省高官はまた、インドネシア深海開発(IDD)やマセラなどのガス開発事業が早期に再開されることを望んでいると述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」