August 6, 2018 / 5:09 AM / 4 months ago

インドネシアGDP、第2四半期は前年比+5.27% 4年半ぶり高成長

[ジャカルタ 6日 ロイター] - インドネシア統計局が6日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比5.27%増加した。伸び率はロイターが集計した市場予想(5.16%)を上回り、2013年第4・四半期以来4年半ぶりの高水準となった。

 8月6日、インドネシア統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比5.27%増加した。伸び率はロイターが集計した市場予想(5.16%)を上回り、2013年第4・四半期以来4年半ぶりの高水準となった。写真はバザールで靴を買う女性。昨年8月にジャカルタで撮影(2018年 ロイター/Beawiharta)

第1・四半期のGDP伸び率は5.06%だった。

イスラム教の断食月(ラマダン)に伴う消費増が寄与し、ジョコ大統領が2014年に就任して以降で最も高い成長率となった。19年の大統領選で再選を目指すジョコ氏には追い風となる可能性があるが、通貨ルピアIDRの下落要因となっている米金利上昇や米中貿易戦争がインドネシアのコモディティー(商品)輸出に与え得る悪影響など、さまざまな外部要因により今後は成長の勢いが鈍る可能性がある。

第2・四半期GDPの前期比(季節調整前)伸び率は4.21%。第1・四半期は0.42%のマイナス成長だった。

インドネシアの2018年経済成長率は政府目標が5.4%だが、当局者らは5.2%が最新の見通しであると話している。中銀の見通しは5.1─5.2%。

バハナ証券のエコノミストは、政府の通年成長率目標を達成するのは不可能に近いと指摘した。

同国GDPの半分以上を占める家計消費は第2・四半期に前年比5.14%増となった。消費が例年盛り上がるラマダンと断食開けの祝祭期間が今年は5─6月に当たった。

ただ、国内金利の上昇は今後、消費を抑制する可能性がある。インドネシア銀行(中銀)はルピア支援のため、5月半ば以降、金利を100ベーシスポイント(bp)引き上げており、今後も追加利上げを行う可能性がある。

第2・四半期の投資は5.87%増と、前期の7%超から減速した。

キャピタル・エコノミクスは第2・四半期の高い成長率が今後も維持される可能性は低いと見込んでいる。

「プラス面では、賃金の急速な伸びが消費を支えるだろうが、それ以外の部門での逆風が影を落とすことになる。世界の需要低下や主要なコモディティー輸出品(石炭・パーム油)の価格下落により、輸出収入は過去の水準に比べて低くとどまる公算が大きい」とした。

一方、第2・四半期のGDPは貿易戦争の中でインドネシア経済の底堅さを示す結果になったと一部のエコノミストは指摘する。

DBSのエコノミスト、ラディカ・ラオ氏は、貿易戦争を巡る懸念で外需か鈍化しても、国内消費が堅調な地域は貿易の弱さを補えることを示していると述べた。

*内容を追加して再送します。

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