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インドネシア、一部鉱物の輸出認める方針 6月の禁輸後も

 5月24日、インドネシアのアリフィン・エネルギー・鉱物資源相(写真)は、未加工鉱物の輸出禁止措置導入が来月に迫る中、一部の輸出を認める方針を示した。写真は昨年7月シドニーでの代表撮影(2023年/ロイター)

[ジャカルタ 24日 ロイター] - インドネシアのアリフィン・エネルギー・鉱物資源相は24日、未加工鉱物の輸出禁止措置導入が来月に迫る中、一部の輸出を認める方針を示した。

同国は国内の加工産業への投資を促進するため、6月から全ての金属鉱石の輸出禁止を計画していた。

しかし同相によると、銅、鉄鉱石、鉛、亜鉛のほか、銅精鉱から出る陽極泥について輸出を来年5月まで許可し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で建設が遅れていた精錬所がこれらの鉱物を処理できるようにするという。

同相は議会で、輸出を時期尚早に禁止すれば国の収入と雇用を損なうことになると述べた。

企業は輸出税を支払い、1月時点で製錬所が少なくとも半分以上完成していれば、輸出を続けることができる。

ボーキサイトについては既存の精錬所4カ所が輸出用を吸収できるとして6月に出荷を停止するとした。

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