[ジャカルタ 26日 ロイター] - インドネシアのアイルランガ調整相(経済担当)は26日、三菱自動車が2022─25年にかけて同国に約10兆ルピア(6億6689万ドル)を投資する計画だとの声明を発表した。
同社の加藤隆雄・最高経営責任者(CEO)がインドネシアでハイブリッド車とバッテリー電気自動車を生産する計画を明らかにしたという。
同相によると、三菱自動車は21年までに11兆3000億ルピアを投資。インドネシアで生産拡大を計画している。インドネシアからの輸出能力を22年に7万2000台、24年に9万8000台に拡大する目標という。21年は4万2000台だった。
同相は日本を訪問した際に三菱自動車の幹部と会談。同社の輸出品について財政面でインセンティブを導入する可能性について協議した。
「インドネシアの税率はタイなどと比べて競争力があるが、異なる地方税があり、税率が高く見える。その点を中央政府で見直している」と述べた。詳細には触れなかった。
インドネシアのジョコ大統領は今週来日する。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」